埋もれた傑作発見! 7月18日
締め切りが一段落着いたので、次の予定までの間に、読みました、積んであった
本。(^O^)
今、ボクは猛烈に感動しています。
こんな傑作が埋もれていたなんて。
45年も前に書かれ、40年前に翻訳・出版されていたなんて。
たまたまひょんなことから、そのミステリーの存在を知り (ボク、作者の名も、その
作品の存在自体知りませんでした)、で、なんか気になってネットで検索。
作者はwikipediaにも載ってない。でも作品自体は直ぐ検索で見つかったのですが、
誰も読んでないのか、感想も何も出てこない。もちろん絶版。
目黒の図書館にはあった。地元には当然ない。本当に誰も知らないような……ま、
出版されてるんやから、ご存知の方はいらっしゃる筈やけど。
ようやくネットで手に入れました。古本屋の検索しまくって。
読みました。
驚きました! 大傑作でやんす!
何で誰も知らんのやろ。ボクもやけど。
特にすごいのが第一の殺人……
ここでも書いてきた通り、ボクの読書歴はミステリーしか読んでこなかったような
恥ずかしいものです。
それでも1000冊は超えてるミステリーの読破数で、どんな不可能犯罪よりも、どん
なおどろおどろしい事件よりも、第1の事件、まぁ驚いた。ウソぉ! と思わず声を
出してしまいました。
で、何て作者の、何て作品かって?
ちょっとお待ちください。
ボクは今、このミステリーが舞台にならないか必死で考えています。
もし、やっぱり無理だと判断したら、直ぐに明かしますね。
さてさて。
代わりに、明かしていいものをこちらに。(^O^)
こちらは埋もれてませんよ!(●^o^●) 書店にも図書館にもあります。
まずは、ノンフィクション2作。
どちらもとんでもない状況、攻撃、妨害からの勝利への闘いの記録です。
バカな人間の嫉妬と保身の攻撃に対し、壮絶な戦いを挑んだ男の記録です。
特にすごいのが『決戦! 株主総会』
まだ記憶に新しい大企業を揺るがした事件。LIXIL(リクシル)で起こった事件
の詳細が、秋場大輔氏が徹底取材の上、克明に描いておられます。
社に招かれ、立て直し、業績を伸ばした新社長に対し、創業者一族の前社長が、権力
を誇示し、策謀を巡らし、バカな取締を味方につけ、社長を追い出す。社のためと言
って。でも全て自分のため。
新社長が失敗してればよかったけど、成功しちゃったもんだから焦って追い出す。社
のためと言って。でも全て自分のため。
どこにでもいるんですね、こういう奴。で会社は又迷走。
これに対し、理不尽な解雇を受けた社長が戦いを挑みます。99%勝てないと言われた
戦い、1%の可能性に賭けて。
これ実話ですよ。
いやぁ、その辺の小説、ドラマの、いわゆる作り物を軽く超えている。
読み応え満点です。
片や、こちらは作り物の代表です。(^O^)
『生存者ゼロ』の安生正氏の新作です。
こちらも大企業の大お家騒動を描いた作品。
いやぁ、面白かった! マジで。
ただタイトルが……(^O^) 『不屈の達磨』って……(^O^)
ノンフィクションの『決戦! 株主総会』 VS フィクションの『不屈の達磨』
軍配は……ううん、引き分けか。
マジでどちらも面白かった!
これ、どちらもドラマになるで。
2022年7月18日