ここが荘厳寺 1月31日
三山座長公演つながりのお話です。
2023年春の『裲襠松次郎』は、九州黒田藩の分家・播州黒田藩が舞台です。
つまりはボクの地元西脇市黒田庄町です。
ここに黒田藩はありません。(^O^)
はい、ボクが創りました。(^_-)-☆
そ、藤沢周平先生の海坂藩と同じ理屈です。
でも……
黒田官兵衛はここで生まれました。
姫路で生まれたという説が一般的でしたが、元々黒田庄という説もあり、近年、なん
と、新しく文書が発見されて、黒田庄説が完全優位になっています。
そこでここを本家に、でも九州は大藩ですから、ここを分家に、という設定にした
わけですわ。
こんなのも建っています。
で、お芝居の中で、悪の勘定方親子(加納先輩と上地クン)が、荘厳寺多宝塔再建に
大金がかかりと言いながら、数千両も着服していて、その罪を健太郎(大沢健クン)
になすりつける、という設定でしたね。
その荘厳寺さんへ加納先輩と行って来ました。
山の中です。
この道、車で行ける? というより車で登れる? と思いながら登ると、開けた駐車場
が。
そして、お寺がドンと!
ここには石庭もあります。
でもここはまだ本堂ではありません。
そこから鬱蒼とした山道を、木漏れ日の中をどんどん登ります。
まるで熊野古道のよう。
脚が……腰が……
しばらく登ると、木々の間に何やら建造物が……
どうやら本堂のよう。やったぁ!
そして鬱蒼とした木々の中に、目的の多宝塔が。
こんなに運動になるとは。
前に来たのは中学の頃。
友達とサイクリングで来ただけやったから、よく覚えてなくて。
でも、空気も澄んで、静かで、心洗われる思いです。
皆様も是非是非。
2025年1月31日