ホームページを立ち上げます。

ごあいさつ

ホームページができました。

 

脚本家・演出家の池田政之です。

 

今日15日よりホームページをたちあげる事に相なりました。

 

とはいえまだ不完全です。
プロフィールや劇団の詳細など、順次アップしていきます。

 

日記では、日々の活動や、思いついたことなどなど、
つらつらと書きとめて参る所存です。

 

完全な形になるのは、7月半ばになってしまいますが、
池田政之と劇団。何卒宜しくお願いいたします。

 

さて、第一回目ですから、何か書かせて頂きますね。
今月特に心に響いたこと・・・

 

5日 新橋演舞場 市川猿翁丈、市川猿之助丈、市川中車丈、市川団子丈襲名興行初日昼の部に行って参りました。
いやぁ、よかった!! すごかった!!

まず香川照之さん。お母様は言わずと知れた浜木綿子さん。
僕は浜さんとは帝劇「喝采」の脚本、博多座「女将の花道」の脚本、シアター1010・中日劇場他「売らいでか」の演出をやらせて頂いた関係から、
香川さんの映画やテレビも特に見るようにしていましたが、素晴らしい、今や日本を代表する俳優さんです。
ですが歌舞伎はそうは参りません。でも・・・
素晴らしかった!!
気迫、堂々感、新歌舞伎とはいえ歌舞伎を意識されたセリフ。恐れ入りました。
勿論、歌舞伎的にはまだまだという意見もあるでしょう。でも46歳で歌舞伎に飛び込んで普通あそこまで出来るでしょうか。
そんなに簡単にやっちゃった日にぁ、歌舞伎って? て事になっちゃいますよね。
僭越ながら、本当に先が楽しみになってきました!!

 

口上がまたいい!! 口上が出る時は劇場の雰囲気が違いますものね。

 

続いて市川猿之助さん。
序幕の芝居で香川さんがあれだけのお芝居を見せた後です。そりゃ力が入りますよね。
すごい!!
歌舞伎は、年齢と共に芸を磨き、深め、たまらない魅力になります。
ですが今回、あらためて思いました。若さって素晴らしいと。
彼の若さが、狐忠信にピッタリなのです。
かわいらしさ、親の皮で出来た鼓をもらって、心の芯から湧き出る喜びを、全身で表すところ、最後の宙乗りまで、素晴らしい狐忠信でした。

 

今、10月の中日劇場・山川豊さん・香西かおりさんの舞台と、来年公開の映画の脚本を書いています。勿論NHKの花鳥風月堂も。
なもんで、しばらく日記はお休みしますが、
次は7月5日、劇団「審査員」の稽古が始まりましたら、稽古風景等順次ご報告いたします。

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