64冊を読み終えて 8月16日
昨日は終戦記念日でしたね。
今年の夏はどうなってるんでしょう。
東京は梅雨がなかったと思ったら今頃梅雨が来たような。
てことは九月辺りが盛夏ってか。
さて、NLTコメディ新人戯曲賞の応募作64作品、読ませていただきました。
例年通り、「アイデア(オリジナル性も含む)」「文章・セリフ」
「構成・展開」「喜劇性」「完成度(推敲の可能性も含む)」の
5項目各10点計50点満点で客観的に採点しました。
ちなみによく言われる「人物描写」は「文章・セリフ」に、
「人間を描く」は「完成度」に含まれます。
今年は大超過作品はありませんでした。一割越えが一冊だけ。
ただ去年も言いました通り、登場人物を書いてない作品、ページを打っていない作品
がまだ何作かありました。ものすごく読みにくいです。
来年からは募集要項に書いておきます。
ボク的に1位だった作品、ボク、ちょいと感動で涙が出たんだけれど、
ただね、喜劇じゃないんですよ。
一応コメディ戯曲賞なんでどうしようかと思いましたが、他の審査員の方が
どう思われるかも聞いてみたかったので一次を通しました。
「喜劇性」の点数は低かったけれど、他の4項目はすごく高かったので、
上位になりましたしね。
つまり客観的採点では一位ではありません。
つまりつまりボク的には好きでも、客観的採点で判断しているということです。
喜劇って難しいのかなぁ。
来月、そして10月に審査会を開いて、決定いたしますね。
今しばらくお待ちくださいまし。
2017年8月16日