間男七両二分 6月9日
7月新橋演舞場での松竹新喜劇70周年記念公演の稽古が始まりました。
2本立てで、あ、口上を入れたら3本立てか、その1本『峠の茶店は大騒ぎ』が
ボクの担当でやんす。
不倫問題がよく取り上げられる昨今、昔は不倫をした男のことを間男と言いました。
それを亭主が見つけたら、間男は女と共に2つに重ねて4つ切りにしてもいい、
つまり極刑か、7両2分、今でいえば約70万以上かな、それを支払うか、
どっちかでした。
なので間男7両2分と言われたわけです。
このお芝居も、昔は『間男見つけた』や『七両二分』のタイトルで
上演されていました。
今回はその改訂版でやんす。
曽我廼家寛太郎さんと久本雅美さん大奮闘の図、でやんす。
こちらは右から井上惠美子さん、曽我廼家玉太呂さん、江口直彌さん、河合美佳さん
でやんす。
みんな可笑しいでっせ。
上方喜劇の決定版、どうぞご覧ください。
2018年6月9日