物語があってこそ 6月15日
疲れた……
実は皆さんに言ってませんでしたが、てか、また言えないのですが、
舞台の過密スケジュールの中に、もう一つ、テレビも入ってます。( *´艸`)
まだ発表出来ません。いずれ……
もう今日は無理……
いいこと思いついたんやけど、一から直すだけの体力と頭が……
すみません。もう1日お待ちください。
とにかく頭を休めなければ……
となれば、ミステリー。
あぁ久しぶりのミステリー。
で、出番を待つ積読の中からどれにしよう?
で、これです。
二階堂黎人氏の『巨大幽霊マンモス事件』 何やふざけたタイトルやなぁ。
いえいえ、これがあなた、なかなかでした。
なんせ冒険活劇本格不可能ミステリーとでもいいましょうか。
しっかりとした波乱万丈の物語があるんですぞ。で本格してる。
この作品も、ロシア革命の混乱期、ロシアの白軍、赤軍、ドイツスパイも入り乱れ、
ロマノフ王朝の財宝からアナスタシア皇女救出、恋、神出鬼没に襲い来るマンモスの
化け物、そして密室殺人……で全部解決!
ね、すごいでしょ。( *´艸`)
二階堂氏の作品はこのタイプが多いですなぁ。
特にすごかったのが古今東西で最長のミステリ『人狼城の恐怖』
ものすごく分厚いノベルズで全四巻。
四期に分けての出版で、昔出る度にすぐに買って読みました。だから全部初版です。
もうあなた、人狼伝説に彩られたフランスとドイツ国境の川の絶壁に向かい合って建
つ双子の城「銀の狼城」と「青の狼城」で起きる密室殺人のオンパレード。いったい
何十人不可能密室で殺されるねん。これを『ドイツ編』『フランス編』『探偵編』『
解決編』に分かれての分量。四巻目なんて〈解決〉だけで一冊やもんな。
しかも全部分厚い。
でも、ホントにどれも一気に読みました。
すごいの一言ですよ。
その次に好きなのが『悪霊の館』かな。世間的評価はいまいちやけど。
それと短編集『ユリ迷宮』の中の『ロシア館の謎』
とにかく堪能しました。
古色蒼然たるこけおどしは相変わらずやけど。( *´艸`)
はぁ、夜が明ける。
2018年6月15日