KОC審査員考 10月20日

〈ま〉の日常 観劇 読書感想文

 

  

久しぶりの投稿です。

ホントにご無沙汰です。

 

なんだかんだと東京・大阪・地元を行ったり来たり。

で、随分と間隔があいてしまいました。

 

結構、書かなきゃと思うことも多く、後半は飛ばしていきますね。

 

 

 

 

11月9日10日のルミさんこと瀬戸内美八さんの一人芝居『夢の継づきを』

順調に仕上がってます。

殺陣師の親子二代にわたる話で、劇中ルミさんが殺陣も披露します。

皆様、是非是非ご覧ください。

 

 

 

 

 

さて。1週間遅れで、キングオブコントを観ました。

優勝者はラブレターズ。

もう嫌でも目に付くので(^O^)、結果を知ったうえでゆっくりと視聴しました。

 

 

 

 

 

 

 

今年は、改めて審査員というものを考えてしまいました。

というのも、皆さんもうとっくにご承知の通り、審査員の好みが結果に大きく影響

したからです。

 

 

もちろん誰にだって好みはあるし、それが結果に影響するのは当たり前です。

でも……それは密室で行う審査会の場合やと思うんですよ。

 

 

たとえば、小説でも戯曲でも、密室の審査へを経て発表となります。

審査員の好み、読み落とし、裏の力関係、等々、あるかもしれない。でもそれも併せ

ての審査であり、身も蓋もないいいかたをすれば、それも運です。

 

 

でも公開でやる場合、あ、でもこれも2つありますよね。

審査されている内容を、観客が知っている場合と知らない場合。

 

劇作家協会の新人戯曲賞などは知らない場合。でも……

キングオブコントは知ってる場合になるわけです。

 

 

どんな審査員にも好みはあります。意見が割れるのは当然です。多くの方もそう仰っ

てます。

でもそれは、同じレベルで競った時、同点の場合でどっちを指示するかの場合ではな

いでしょうか。

 

さらにキングオブコントはお笑いです。観客の前で演じてからの審査です。なれば、

より受けた方が高得点になるのが当然の筈です。

 

なのに、一番受けていたのに、審査員が好みではないから決勝に行けない。また、そ

こそこの受けだけど、審査員の好みだから高得点になるというのはどうなんでしょう

か?

 

 

それなら、審査員はいらない、笑いの量を感知する機械を置いておけばいいとなりま

す。

でも、そのネタが何故良いのか、なぜ駄目だったのか、を紐解き、ギリギリ競った時

どっちにするかの決断、そういう時の為に審査員がいるとはならないのでしょうか。

 

 

 

今回、ボクが一番笑ったのはにっぽんの社長でした。

客席の笑いも一番だったように聞こえました。マジで弾けてた。

でも決勝行けないって……

 

 

因みにボクの採点はこうです。あ、ボク如きの判断ですから気にしないでください。

 

 ロングコートダディ 88

 ダンビラムーチョ  91

 シティホテル3号室 94

 や団        89

 コットン      87

 にっぽんの社長   97

 ファイヤーサンダー 96

 CACAO     86

 隣人        93

 ラブレターズ    94

 

ボク的に決勝は にっぽんの社長 ファイヤーサンダー、シティホテル3号室

そして同点で ラブレターズ でした。

 

 

 

ストーリー性、最近の傾向としての演劇化。片やとにかくバカバカしさ。

いろんなタイプのコントがあって、でもお笑いである限りより受けたものが決勝に

行くべきだと思うのですが……

 

 

 

 

野田クリスタルクンも言っていた通り、審査員を7名にした方が良いかもですな。

 

 

 

 

 

 

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