夏が……それと読書感想文 8月31日
8月も最終日になりました。
今月はいっぱい更新しようと思っていたのですが、
東京と地元の往復、仕事の締め切り、そして……NTT関係を名乗る犯罪者と、
なんだかんだで、大してできませんでした。
少々反省です。
今、地元で、来年1月の中村美津子さん公演の脚本にとりかかっています。
しかし、まだまだ夏ですなぁ。
最近は、9月末まで夏真っ盛り。プールももう少しあけてくれればいいのに。
では夏らしいピーカンの写真を。
家の前を通るバイパスです。
実は実家の写真でもアップしようかと思ったのですが、今は怖くて……
実家の庭です。
どこがピーカンの写真かって?
ハレーションがすごいでしょ。 写真撮んの下手なだけやん。
でも、
このホームページも、トップページの情報、そろそろ更新しなければ……
ここで、ふと気が付きました。
唐突ですが、読書感想文でも乗せようじゃあーりませんか。
職業柄、本はものすごく読みます。
でも、ほとんどが仕事のための資料か原作本です。
すると、時々反動が来ます。時々やないな、しょっちゅうやな。
読みたい本読みたいねん!
読みたくて折角買ったのに、急な仕事で積読になってしまった本も結構あります。あの密室トリック、あの消失トリック、あの意外な犯人……そうですとも。読んでるといっても、個人的に読むのはほとんどがミステリーです。 何か?
そこで記念すべき第一回はこれです。
いつも読んでるミステリーとはちょいと違うんやけど……
今月8月17日発売、地元の後輩・光文社の新人賞KAPPA-ОNE第二期合格者
『幻神伝』でデビューの浅田靖丸クンの、待ちに待った新作!
『咎忍』です!!!
昨日、深夜二時から朝六時まで一気に読みました。 仕事せぇよ。
デビュー作を含む前三作は、同じシリーズ。
現代の京都から世界を舞台に、陰陽師や超能力者が、歴史の裏で生き続けてきた大陰謀
に真っ向から挑む、伝奇・大アクション巨編でした。
四作目となる『咎忍』は新シリーズ。
戦国の日本を舞台に、伊賀の咎忍と呼ばれる異能の忍者たちの、
これまた大アクション巨編です。
これがすごいんだわ。
まぁ第一作目からすごかったけど。
第一作目ってことはデビュー作なんやけど、そこからもう文章が新人じゃない。
どうしたら、新人が最初からこんなすごい格闘シーンを、生々しく、リアルに、
わくわくと、大迫力で描けるのでしょうか。
今回もやってくれました。この描写力。
僕が地元に戻った時は、必ずと言っていいほど飲んでるんやけど
尊敬してます。
次に飲む時は読後感想をバッチリ伝えるから。
それと、四作目が出た途端キツイけど、五作目待ってるで。
是非、皆さんも暑い夏にぴったりの『咎忍』、読んでみて下さい。
読みだしたら止まりませんよ。
それでは、
皆様、残暑お気を付け下さいませ。
お前もな!という声が聞こえたと思いながら、今日はこの辺で……
2012年8月31日