みらい館大明 6月5日
今月の17日から来月の25日まで何と39日間も、秋田県の康楽館という文化財の芝居
小屋での公演の作・演出をしています。
劇団ゆめいろさんの主催です。
タイトルは『押しかけ女房は幽霊?』
そう、あの名作?『応挙絵噺再幽霊』です。
若柳禄寿先生が主催されている春秋会男組の第一回公演に、落語の「応挙の幽霊」を
基に、その後日談も創作して新たに書いた作品です。
岡本健一クン、宗山流胡蝶さん、佐藤正宏さんらの出演でした。
それが合田雅吏クンで同じく三越劇場で再演になり、
それを現代劇に直して中日劇場で山川豊さん、香西かおりちゃんの公演となり、
それを又時代劇に戻して博品館で新派の菅原謙次さんの17回忌公演として、石原舞子
さん、英太郎さん、文学座の大滝寛さんらの出演でした。
ね。ここまで遍歴をしてくればもう名作でしょ。(^O^)
それが基の台本に戻り、20人近い出演者を9人に直しての再々上演となりました。
出演は賀集利樹クン、藤田弓子さん、安藤一人クン、佐野圭亮クン、うちからは加納
健次先輩が出ます。
その稽古が池袋のみらい館大明でありました。
みらい館大明?
実は廃校になった学校なんですよ。
その教室が稽古場や会議室に再利用されていて、食堂もあるし、学校のトイレなのに
ウォシュレット付き。すごい。
以前ハマキヨで池袋演劇祭に参加した時 (『オチの後で』)、 賞を頂いたのが
池袋演劇祭みらい館大明賞
根本が、昴の俳優教室時代、そこで授業を受けたと言っていましたが初めて行きまし
た。なかなか快適でしたよ。
その廊下。
ね、学校でしょ。
とにかく、秋田の公演、楽しんできまぁす。
2023年6月5日