ドラマにも声優魂 4月9日

〈ま〉の日常

 

 

 

昨年の春、一冊の素晴らしい本が出版されました。

 

これです。 

 

 

 

 

 

 

本が白くてバックが白いから何がなんやら。

 

本です。講談社系列の〈星海社新書〉というところから出てます。

 

著者は日本一の声優・大塚明夫氏。

 

そう、ボクがこの世界に入った最初の同期生です。

 

 

去年出たのでもっと早くに紹介したかったんですが、

ごめん明夫ちゃん、ようやく読みました。

 

いやいやいや、声優の世界の厳しさとプロとしての心得がぎっしり。

 

名著です!

 

声優を目指す若者よ、必読の一冊ですぞ。

 

 

 

 

さて、フラックジャックや攻殻機動隊やデンゼル・ワシントンやニコラス・ケイジ

で声優として、アニメに洋画にナレーションにCМの声と、テレビからその渋い美声

を聞かない日はない、超売れっ子声優の氏ですが、実はものすごくちゃんとした俳優

さんでもあります。

 

昨年ブレイクの吉田鋼太郎さんと一緒に〈劇団AUN〉を立ち上げ

シェークスピアを演じたかと思うと、ハマキヨでおバカをやるし。

所属のマウスプロモーションさんのお芝居では『桜の田』『桜の花にだまされて』

『銀と赤の記憶』『桜の下のハムレット』で、ERの会では『はだかの王子様』で、

そしてハマキヨ『たそがれの映画監督』『プロデューサーはかく語りき』

『ひとり芝居をみんなで』と、ボクは8本も一緒してます。

 

 

その同期・明夫ちゃんがテレビドラマ初主演です!

 

これです。

 

 

 

 

 

 

 

5日の火曜日から始まった、BSジャパン、夜11時から

『真夜中の百貨店~シークリットルームへようこそ~』

 

 

オンタイムが無理だったので録画してようやく観ました。

 

渋い! 流石流石渋い渋い!

 

明夫ちゃん、カッコええがな。

 

背が高いから映える栄える。

 

 

 

 

 

 

 

 

毎回閉店後の深夜の百貨店に、1人だけ現れる客に対し、客の人生も見ぬき、

唯一無二の品を進める、夜の百貨店を支配する不思議なコンセルジュ。

 

客に対し、尊大にならず、さりとて卑屈にならず、

全てを見ぬき接客するコンセルジュという難しい役所を

見事に演じてますぞ。

 

 

明夫ちゃん、毎週録画して観るけんね。

 

 

皆様も、本物の声優の渋い声と演技を是非ご堪能あれ。

 

 

 

 

« »