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いよいよ明日は初日 9月3日

池田政之の仕事

 

 

 

明日は天童よしみ座長の大阪新歌舞伎座公演の初日でごんす。

 

 

本当に面白いお芝居に仕上がっています。

 

今は早くお客様に見て頂きたい気持ちでいっぱいでごんす。

 

 

さて、いつものようにゲネ(リハーサル)から、舞台風景を少々ご紹介しますね。

 

 

 

まずは、舞台上でみんなでパチリ。

 

 

 

 

 

前列、左から汀夏子さん、(ひだりからみぎは)ってシャレちゃうで。

山村もみちゃん、天童座長、菰池クン。

男役の座長。そうです、今回座長は渡世人の兄と町娘の妹の二役です。

 

 

 

 

合田クンと座長の愛の抱擁?

左からもみちゃん、右側に汀さん(今度はおうたな)、そして加納さん。

 

 

 

 

 

黒々屋の面々、加納さん、奈良富士子さん、室龍規クン、

おりも政夫さんのお嬢さんのおりもりおちゃん。

 

 

 

 

 

 もう一人、悪代官の仲本工事さん。

 

 

 

 

最期はみんなで歌って踊って。

 

 

 

早変わりあり、歌あり、立ち回りあり、恋あり、母子の涙あり、

もちろん笑いあり。

 

ものすごくお得なお芝居に仕上がってます。

 

 

今月17日までやってます。

 

更に来月は4日から東京の明治座10月公演として上演されます。

 

是非是非お越しくださいまし。

 

 

最期にネタバレ写真を一つだけ。

 

 

座長とそっくりのお地蔵さんも登場します。

 

 

 

 

 

是非お越しください。

 

 

 

 

8月総決算 8月31日

〈ま〉の日常 池田政之の仕事

 

 

今日はまだ8月ですよね。

真夏ですよね。

何だか仲秋のような肌の感覚。

 

とにかく、今日で8月も終わり。

 

いやぁ、濃い一ト月でしたわ。

まるで3か月以上たったような感じ。

 

8月1日なんて、遥か昔のような気がします。

 

 

その8月1日はまだボクの劇団〈ま〉の公演中でした。

 

その公演が3日に終わり、翌日4日は名古屋中日劇場『だいこん』の初日。

 

ボクはその日の夕方に名古屋に入り、翌5日の昼の部を観劇。

 

8日から(出演者のスケジュールの為)10月末からの劇団NLT『法廷外裁判』の

稽古が始まり、

 

17日に『だいこん』の千秋楽。

 

20日から松竹座9月公演『道頓堀パラダイス』の稽古開始。

これです。

 

 

 

 

 

22日より大阪新歌舞伎座9月天童よしみさん公演の稽古開始。

 

そして今月末は来年2月明治座さんの脚本初稿締め切り。

 

 

濃いわぁ……濃すぎ!

 

本当によく働いた8月でした。

 

 

まだまだ後半戦。たっぷりあります。

 

後半戦も頑張ります。

 

宜しく!

 

 

穏やかな日々 8月29日

〈ま〉の日常 池田政之の仕事

 

 

 

穏やかな日々が続いています。

 

そんなバカな。稽古中だろうがって?

 

それはそうなんですが、毎日規則正しくって。

 

8時前には起きて(これでも8時間以上寝てるんでごんす)、

暫くボーっとして。それから書き物や資料を読んで、

朝昼兼用でゆっくりと飯を食べて、

又ホテルに戻ってもう一心地つけて、

のんびりと午後の稽古に出かけ、

一所懸命演出して、

稽古後は呑む!

 

で、何度も書きますが、本当に酒が弱くなったので、

12時前には就寝。

 

翌日起きるのは7時や8時。

 

 

昔は起きたら「笑っていいとも」でした。

 

稽古に行っても夕方まで二日酔いでした。

 

それがいまでは、稽古に行く頃にはスッキリ。

 

何と規則正しい、穏やかな日々。

 

仕事をしていて、こんな穏やかな時間、初めてです。

 

更にホテルの窓からは大阪城が見えるし。

 

 

 

 

わかりますか? 真ん中あたりに小さく見えるのがそうです。

 

 

昼飯は、ホテル近くの上六食堂や千日前・NGK側の竜田屋。

そ、おかずをいろいろとれるところがメインです。

 

こういうの。

 

 

 

 

こっちは竜田屋の正面。

 

 

 

 

 

とはいえ、今日は上六食堂で、だし巻と,なすの炊いたんと、

ちくわの天ぷらと、ご飯とみそ汁。これで700円はお得です。

 

一昨日は道頓堀のはり重でビフカツに赤だしつけて食べました。

安いカレーショップのほうなので1050円でした。

 

 

そうそう。

昨日、東京からNLTの後輩の根本拓人と遠藤香菜美が、

稽古見学に大阪までやってきました。

 

偉い。

 

天童座長にやさしく声をかけて頂いて大感激の二人。

 

勿論稽古後は加納さんと合田クンと大地と、

そこへ多井も加わっての呑み会でごんす。

 

ごめん。写真撮り忘れた。

 

 

 

 

こちらはその前日。多井が稽古を見に来て、

その後の呑み。ホンマに毎日飲んでるな。

 

 

 

 

そろそろ次の締め切りが迫れます。

 

酒をぬいて、夜を徹して執筆だ!

 

 

 

 

最期に、ネタバレ的、写真を1枚。

 

 

 

 

 

 

芝居の最後にまるでミュージカルのような1シーンが訪れます。

 

 

 

本当に、本当に面白い芝居になっております。

 

 

是非是非お越しくださいまし。

 

 

 

 

よく食べよく寝て 8月26日

池田政之の仕事

 

 

 

ずっと大阪でホテル暮らしでごんす。

 

 

稽古は1時から5時まで。

 

それから飲んで、でも、前にも書いた通り、酒が弱くなっちまって。

 

だから12時前には寝てしまう。

 

だからキチンと8時間寝ても、8時前には起きてしまう。

 

 

こんな日が来るなんて。

 

 

ゆっくりして、午前中書き物をして、

ゆっくり昼飯を食って。

そして稽古に。

 

 

 

よく食べ、よく寝て、よく仕事して、よく飲む。

 

 

鳴呼、なんという規則正しい生活。

 

 

 

そして稽古は順調!

 

笑いの絶えない稽古場でごんす。

 

 

 

 

 

 

これは稽古場ではありません。(笑)

 

 

山村紅葉さん、合田雅吏クン、加納健次さん、田中大地クンとの

稽古後の楽しい酒席でごんす。

 

 

こちらが稽古場の一コマ。

 

 

 

 

 

 

汀夏子さん、天童よしみ座長、山村もみちゃんの豪華なスリーショット。

 

 

とにかく順調に、本当に順調に、楽しいお芝居に仕上がってきてますよ。

 

 

乞うご期待!

 

 

 

 

 

コーヒーブレイクに微妙な気分 8月21日

〈ま〉の日常 読書感想文

 

 

はぁ……又ちょいといっぷく。

 

 

なんかサボってばっかりやな。

 

 

そこで観たDVDと呼んだミステリーが、これがなかなか。

 

 

今、その二つの余韻に浸ってます。

 

 

この時間を利用してご紹介しますね。

 

え? 別にいらんて?

 

そんなこと言わずおつきあいください。でないと今月も更新が……ばらすなよ。

 

 

 

まずはDVDから。

 

なんとなんと品川庄司の品川ヒロシ監督の『サンブンノイチ』

 

 

 

 

 

 

いやぁ、おっちゃん驚きました。

 

ドンデンドンデン又ドンデン。

 

ここまでドンデンの嵐は小説では山口雅也氏の『解決ドミノ倒し』か

リチャード・マチスン『奇術師の密室』、円居挽氏『丸太町エヴォワール』

くらでしょうか。

 

加えて違和感のない進行。カット割り。

 

この人はお笑いより監督の方があってるのかもしれません。

 

お笑い芸人としてはイケイケどんどんタイプで、人の笑いも盗りまくり、

人の喋りを潰し、何と下品な芸人さんだと思ってました。

 

それは関西人だろ、と思ってらっしゃる方。確かに関西人は

五月蠅いしあつかましいです。でもあつかましい関西人でも、

絶対やっちゃいけないのはひとの番を奪うこと。

そ、芸人品川クンの十八番。

 

加えて小説、料理本、旅行本の出版。挙句に映画監督。

ますますお偉いお方におなりあそばして……

 

そこへ有吉先生のあの一言、「おしゃべりクソ野郎!」。

そうです、あの『おしゃクソ事変』です。

さすが有吉先生。

 

はっきり言って映画も、前の二作は‹成程›程度と思ってました。

自らの、自ら美化し偽悪化した自伝的映画の域は出ていないし。

舞台でいえば、中劇場に進出した小劇場演劇のような。

 

 

それが今回は……いやぁ面白かった。

 

というより、立派な監督ですよ。勿論ボク的にはですが。

 

なんというドンデンの連続。

理系タイプのミステリ好きにはたまらんやろな。

 

勿論木下半太氏の原作小説があるので、ストーリーもドンデンも品川監督が

考えたものではありません。

でもそんなこと言ったら、大監督でも、原作のある映画や、

小説の映画化は当たり前やし。

 

つまり品川監督の作品選びと、原作の脚本化作業が優れているという事ですよ。

 

役者もいい。

 

メインは六人。

 

藤原達也 = 意外でした。出来るやないの囁きツッコミ。それもうまいやないの。

田中 聖 = 適役です。地ですか?

ブラマヨ小杉 = (小杉クン的に)自然やなぁ。

この三人、セリフのテンポは全て漫才の息。早い早い。すごい事ですよこれ。

 

後の三人は中島美嘉、窪塚洋介、池畑慎之介の方々。

 

 

こういう作品は好き嫌いがあるでしょうね。

 

でもボクは好きです。

 

品川監督、これからも頑張っていい作品を作って下さい。見ます。

 

 

 

 

次は小説。

 

これはすごいよ。いろんな意味で(笑)。

 

 

 

 

今絶版なんですって。

幻の作家の幻の傑作と言われてます。

そぅ、幻と言われてます。いろんな意味で(笑)。

 

ボクは、地元のブック●フのような店で見つけました。

 

で早速読了。

 

うーん。アッという間に読んじった。

 

導入部の竹内文書そっくりの六色金神文書の存在。

クローズドサークルの展開。不可能犯罪がバンバン。

そして、バカミスの如き解決と………

 

いえない。これ以上。

 

これをくだらないというか、騙されたと思うか?

 

一つだけ。

 

ボク、後半に出てくるオチ、四年前にとある舞台で使った。

勿論、先例があるとは知らずに。

 

うまくいきましたよ。

 

調べるとこの小説の方が先に出版されています。

つまりボクは知らずにこの作者と同じことを考えた訳ですな。

 

 

で、読み進み、そのオチを知った時の僕の反応。

「ちょっとぉ。それなんアリぃ?」

 

ボクのお芝居を見たお客様も同じ感想だったのでしょうか?

 

でもあの時はすごく受けたし、改めてDVD観ても、すごく受けてるし。

 

なんて素敵なお客様!

 

勿論、その後の大団円つまり大オチは違いますけど。

 

 

でも……なんだか、複雑な気持ちです………

 

 

 

とにかく、ちょいとと思ったコーヒーブレイクが、

すごく濃い時間になってしまいました。濃いというのか?

 

 

 

こんな思いと引き換えに……朝だ……

 

仕事が………

 

 

 

 

 

 

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